Aくんは100円、Bくんも100円、Cくんも100円、Dくんの家は金持ちなので1万円。
それぞれが、月々、お小遣いをもらっています。
それでは4人がもらっているお小遣いの平均はいくらでしょうか?
答え
(100+100+100+10000)÷4=2575
答えは、2575円ということになります。
ということで、4人は平均2500円近くのお小遣いをもらって、ラッキーな少年たちですね👦
って、ならんでしょ?どう考えたって。
こんな当てにならない平均値なんて、世の中に通用するはずないじゃん!👲
と思ったあなた、そう、そこのあなたです。
まだまだアマイですね👱マイ・スィートハート・エンジェル
これに極めて近しい、怪しい平均値を採用しているのが、そう、われらが日経平均株価です。
日経平均株価は、上場している主要企業225社の平均値からなっています。
しかし単純な平均値ではなく、少々いじった形にして、それを数値化している、実に厄介な平均野郎なのです💁
日経平均株価には構成比率というものがありまして、下のような感じになっております。
1 ファーストリテイリング 小売業 10.8%
2 東京エレクトロン 電気機器 6.4%
3 アドバンテスト 電気機器 3.9%
4 ソフトバンクグループ 情報・通信業 3.6%
5 ダイキン工業 機械 2.9%
6 KDDI 情報・通信業 2.8%
7 ファナック 電気機器 2.6%
8 信越化学工業 化学 2.4%
9 テルモ 精密機器 1.9%
10 TDK 電気機器 1.8%
つまり、上位5つの株価が個別材料で動くだけでも、日経平均を動かしかねないという代物なのです。
これは逆もしかりで、日経平均を動かしたいのであれば、日経平均構成比率における上位株を動かせば、動いちゃうものなんです。まぁ、相当な資金は必要でしょうがね👌
という訳で、最近では相場全体の平均値を考えるならば、TOPIXを見よ、というような風潮も出始めております。
が、みなが慣れ親しんだ日経平均という憎めない奴とは、なかなか縁が切れそうにありませんなぁ👴
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