「金銭に不幸を招く菌が付いているので除菌する」とうそをついて現金を引き出すなどしたとして、群馬県警は29日、伊勢崎市、自称カウンセリング業の男(40)を詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。
発表によると、男は昨年5月頃、県内の20歳代女性に「金銭の不幸を招く菌を除菌しなければ身内が病気になる」などと話してキャッシュカード1枚をだまし取り、ATM(現金自動預け払い機)から現金計169万円を引き出して盗んだ疑い。
「カードをだまし取り現金を盗んだつもりはない」と容疑を否認している。
トランプ占いで数億円被害か…20代女性、「金銭に不幸招く菌が付いている」と言われ169万円引き出される より
いや~、こんなのに騙されるの?👧
と思ったそこのあなた。
その考え方が、甘い、甘すぎる!
こんなのに騙される程度(低度?)の金融リテラシーだからこそ、なんです!
巧妙に仕組まれた詐欺よりも、10万人1人、ひっかかるくらいの詐欺の方が、効率がいいのです、詐欺師にとっては。
>>>なぜSNSの詐欺は、あんなに稚拙なんだろうの答え 橘玲『DD論』
この詐欺師、誘導がうまいですよね👮
トランプ占い → 軽度の情弱
自称カウンセリング → 中度の情弱
不幸を招く菌 → 重度の情弱
情報弱者とひとくくりにするのは乱暴ですが、勉強不足の人も含めて、わたしにはそう見えます。
そもそも、占いなんてものを信じてる時点で、ある意味思考停止になります。
医療機関のカウンセリングやグループカウンセリングなどは、ある程度で効果があるのでしょう。
占いくずれのカウンセリングって…相手に思考をゆだねているようなものです。
そして、「金銭に不幸を招く菌」。
ここまでいけば、「ごちそうさまです」状態でしょうね。
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