2025年5月14日水曜日

株の話を少々208 アクティビスト田端信太郎氏は、令和の錬金術師となるのか?


最近、この人の動画をよく見ています。

それはさておき、絶対に株で儲ける方法と言ったらなんでしょうか?

それはその株が上がるのか、下がるのかを事前に知って、株を買うなり、売るなりする…こうすれば、絶対に儲かります。

しかし、これは「インサイダー取引」として、非常に重く罰せられます。

次に、この株は上がるだろうからみんな買おうぜ、とか、嫌な会社だからみんなで売ろうぜ、といって一般大衆を動かすやり方があります。

しかし、これも「風説の流布」として、法律で禁じられています。

しかしながら、著名人が、「この株あがるんじゃね?」とSNSなどで発言した場合はどうなるでしょうか?

たとえば堀江貴文さんが、「今のフジテレビの株は不当に安いよ。こんなの絶対、上がるでしょ。だって、俺、大量に買ったもん。みんなも買えばいいよ」 というようなことを言ったとしたら、これは「風説」に当たるでしょうか?

具体的に「みんなも買って」と意味する発言をしたらアウトかもしれません。

しかし、具体的にではなく、思わせのような形でならどうでしょうか?

「フジテレビの騒動で、わたしも株主として、もう一度チャレンジしたいと思います。応援してください」みたいな言葉はどうでしょうか?

田端氏は、株式投資家の中では名が知られているアクティビストです。

彼のような存在、言行は、一部の投資家の心理になんらかかの影響を及ぼしているのは、間違いありません。

仮に彼を信奉している株信者がいるとしたら、田端氏の保有する銘柄に興味を持たないはずはありません。

いや、きっと買うでしょう…田端氏の後追いで…。

まぁ、それを彼が利用することはないと思いますが、利用する気になれば、利用できるポジションを彼は築き上げています。

もしも、田端氏が今の立場を悪用しようとしたら…これは、令和時代の株価操作における錬金術になるやもしれませんね👧


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