2025年4月4日金曜日

株の話を少々173 常識に従え! 株式投資は当たり前のことを当たり前に行うことが肝要です

 

~山中で修業にいそしむ高僧の寺に毎晩、普賢菩薩が現れる。

修業の功徳と考えた僧は猟師にそれを打ち明けた。

その夜、菩薩を現認した猟師は平伏する僧をよそに弓を絞った。

仏様なら自分などには見えないはずだと。

射抜かれた狸の死体が菩薩の正体を示していた。~

博学で信心深い僧に対して、猟師は無学無信ながら常識によって危険を看破したという話です。

『宇治拾遺物語』

読売新聞(2025.3.19夕刊より)


われわれ投資家は、時として他の一般の人よりも株に対して信心深いゆえに、その本質を見誤ってしまうことがあります。

株価がもっと上がるのではないのか?

株価はこれからも下がり続けるのではないのだろうか?

塩漬け、ろうばい売り…など、投資活動には、さまざまな難題が待ち構えています。

われわれ株教の人間は、自分の信仰に従い、心を振り回され、気持ちを惑わせてしまいがちです。

ときに自分を捨て、世の中の“常識”という目をもって、投資をすべきことも必要ですね🐨

優待利回りが15%なんておいしい話はありませんからね!👧

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