2025年1月16日木曜日

借金はいい?悪い? 答えはレバレッジ

 

ユーチューブを見ていたら、アベプラで「良い借金・悪い借金」みたいなタイトルの動画を流していました。

みなさんは、どう思いますか?

結局、お金って道具です。

道具に良い・悪いはなく、良いか悪いかはその道具を使う側の問題です。

例えば、釘を打つのに金槌を使います。

なにも道具がなければ、手や足を使わなくてはいけません。

木の切れ端や、石ころは簡単に手に入るかもしれません。

なにが言いたいかというと、手を使うと1の作業、石ころだと10、金槌だと100の作業力になるのです。

つまり、作業効率をあげるために道具をうまく使えれば、道具はいい道具とみなされます。

使い手が下手で、包丁で自分の手を切ってしまうとすれば、それは包丁を使ったことで、マイナスの作業力が働くことになります。

これも使い手の技量次第です。

このようなことを端的に説明していたのが、橘玲著『どうしたらお金持ちになれるの?』で書かれていました。

つまり、道具というのは、レバレッジ(てこ)なのです。

本来の力よりも何倍もの力を出すことができるのです。

つまり、お金を借りるというのは、レバレッジをかけることなので、いいことにお金を使うのならば、その結果はより多くの果実をえられ、悪いことに使えば、悪い結果がより大きくなる、というだけのことです。

借金が良いのか悪いのかではなく、使い道が良いか悪いか、それをご自分で精査するのが重要だということです。



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