テレビ局の収支は基本的に、スポンサーからの放送収入と、番組制作費などの支出を指す。
フジテレビの売上高は2382億円(24年3月期)、営業利益率は2.2%にまで低迷している。
利益が出なくなってきている背景には、地上波テレビへのスポンサーの出稿が減っていること、フジテレビの視聴率が落ちて他社に競り負けていること、その割に番組制作費用はそう大幅に削ることはできないことなどが挙げられる(24年3月期の番組制作費は682億円)。
グループ全体では、フジテレビの凋落を、都市開発や観光事業がカバーしている。
「フジテレビ潰れます」がシャレにならない異常事態…スポンサー50社撤退で赤字まっしぐら!?「異様な経営体質」を徹底検証 より
フジテレビはつぶれるかもしれないけど、グループとしては今後も健在といったところでしょうか。
株価の方は、乱高下のジェットコースター状態で、株キチさんたちの賭場と化しております。
フジMH着目すべきポイントは、PBRの低さ、実に0.45倍。
あれほど東証がPBR1倍割れを解消しましょう、と謳っているのに。
中身をみるとまあ仕方ないかもしれません。
フジMHは放送局ではなく、実態としては、不動産の大家さんなのですから。
フジテレビというのは、安定した親の不動産収入をもらいながら、道楽で放送事業を行っているドラ息子です。
フジテレビを上場企業としてとらえるならば、事業外の不動産を売り払って、本業に専念してくれ、と投資ファンドが声をあげてもおかしくはない状態です。
これからのフジテレビに目が離せませんね👵
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