2024年6月23日日曜日

株の話を少々8 マイルールを守れるかどうか それが問題だ


株取引を行うにあたり、まず直面する問題があります。

いったい株を、いくらで買って、いくらで売ったらいいのか?

安心してください。

株取引の初心者だけでなく、中級者でも上級者でも、ぶちあたる問題です。

単純なのに、正解のない問題です。

正解はない(見えない)ので、まず仮説として、自分なりの解を求める公式を作ることになります。

結果としての正解はもちろんあります。

できるだけ安く買い、できるだけ高く売る、以上。

ただ、それは結果的にそうであって、つまり過去のチャートを見て、ここで買って、ここで売ればよかった、という結果論に過ぎません。

もちろん、この過去の正解にいかに近づけるのかが、求めるべき答えであり、それに近しい自分なりの公式を作るのが株取引の醍醐味ともいえます。

公式にあてはめ、ルールを決めます。

簡単に言えば、いくらで買って、いくらで売るのか?

実に単純です。

単純にして明快です。

買値と売値を前もって決めておき、その値段になったら買い、その値段になったら売る、というだけのことです。

ただの軽作業です、はい。

お疲れさまでした👵

また、多くの場合、損切のラインというのも決めておくと思います。

思惑通り、株価が上昇しなかった場合、買値から10%下がったら、損切する、そんなルールを作っている人が多いかと思います。

実に単純です。

10%下がったら売る、何も考えずに売る、何も複雑なことはありません、だって、売るだけなんですから。

しかーし、これが実に難しい。

単純なのに、難しい。

なぜだろう?なぜなんだろう?と、眠れなくなるほど難しい。

決めていた買値よりも高く買ってしまう→だって、もうこれ以上安くならないかもしれないじゃん

決めていた売値より、安く売ってしまう→だって、今売らないと損するかもしれないじゃん

損切のラインを超えたのに、損切できない→だって、もう少し待てば、また戻るかもしれないじゃん

はっきり言って、厳格にマイルールを守れる人は、基地外としか言いようがありません。

人間なら誰しも言い訳がましくなり、成功は早めにつみとり、失敗は先延ばしにします。

自分が決めたルールを守れるかどうか

株取引においては、これが一番重要なファクターと言っても過言ではありません。

多くの人がマイルールを作り、その初めに持ってくるルールがあります。

それは

ルール1 ルールは必ず守る

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